ANANSI第一弾リリースは、湯本裕二のファーストアルバム。独特のスピード感と奥行きをもつ縄文アンビエントダブ。
all tracks by YUJI YUMOTO
作者による解説
1. hoihoidub
これはほいほい言ってますが、アイヌのおばあさんの唄を勝手にサンプリング。なんも考えずに作った。怒られるかもねアイヌ人に、でもいいんじゃない怒られても。人生そんなもんだよ。日本はね北と南は違うのよ。沖縄のユタとか、恐山のイタコとかね。本土の人間とは違うんです。天皇制と関係ない部分がある。東京はどうしょうもないね。僕は東京出身ですが、先祖は北から南下してきた人種だと思う。そんな望郷の念もあります。ちなみに、このアルバムは全曲カセットMTRで作った。あとシンセとドラムマシンとサンプラ、一台づつ。
2. ここからだしてくれ!
全然別の曲作ってたんですが、速い曲。遅くしたら、ヤバくね?とか思って、遅くしたら、何かを受信した。多分、どっかの海中に封印されてるヤバメの妖怪?的なものが電波飛ばしてんだね。そいつの呪いの呻きが俺を通して、あんたの鼓膜を直撃したんだな。ヤバイよ封印といたら。
3. spirits music
寝てる間に靴作ってくれる小人いんじゃん?あーいうの。てきとーにサンプラいじってたら、精霊が作ってくれた、気づいたらできてた。俺が作った曲じゃねえ。ミックス少し失敗してるかもね。別にどうでもいいが。
4. お彼岸dub
ほぼ2400円だったかで買ったドラムマシン一台で作ってる。ドラムパターンは結構いいけど、この前そのデータ間違って消去した。もう再現できない。ライブできない。
5. じーっとまってた?
シンセ一台でてきとーに作った。音のバランスとか聴きやすさとか、これが一番成功してるね。気持ちいい。名曲。
6. type 6
これは、シンセとサンプラのみで作ってる。人の呼吸音を録音したのではない。てきとーにサンプラいじってたら、突如サンプラが呼吸しだしてびっくりしたよ。ほんとはもっと速かったんだけど、呼吸。聴いてるとこっちも過呼吸になんのよ。だから、遅くした。これね、もっと速い呼吸で、そこにトランスのビートかぶせて、狭いライブハウスで大音量で流したら、多分失神する人でるよ。機械の呼吸の速度に人間の呼吸が同調すんだよ。つまりその場の人間の呼吸を掌握できるんだ。やろうとおもえばね。これは音楽史上の発明なんだ。特許とりたい。でもねー。危険だからね。これ読んだ人は悪用しないように。ゆっくり呼吸して機械と歩調をあわせて生きてきましょうね。
7. お盆dub
これは、間合いが独自だよね。最近の曲はね、音質とかコードとか、色々がんばってやってるけど、間合いがどれも一緒なのよ。だからみんな同じ曲に聞こえんの。あほかとおもうよ。間合い変えんで機材変えてもしょうがないじゃん。アメリカ人とか黒人の間合いを真似してもしょうがないじゃんねえ。
8. うた泥棒
これもてきとー、曲より、タイトルのが良いね。
9. steel ball dub
おれはかっちりしたのがやなの。きれいなしっかりした最近の曲聴くとしらけんのよ。こういうのが単純に好き。どんどんずれる。何拍子かわかんなくなる。単純でいいよね。これは。ダブって言うのはね、唯一黒人音楽の中で、ストリートじゃないとこで生まれたんだよ。キングタビーの家の風呂場って話だよね。だから、俺唯一、日本人が恥ずかしくなくできる黒人音楽だと感じるんだよね。俺は非ストリートだからね。
10. 蜘蛛の神様
蜘蛛の神様と交信した。その記録。この曲は神に捧げられてる。人間とかに向けてないです。クラブミュージックとかたまに聴くと、意味わかんないよね。クラバーやレイバーに向けた曲って。笑っちゃうよね。その後おれの曲聴くと。根本的なとこで関係ないもん。なんなんでしょうね。時に、この曲は太鼓の音だけで作ってんですけど、何拍子かわかります? 337拍子なんですけどね。
11. bitch on my way
悲しい思い出が蘇るね。この曲は。やけくそで作った曲。精神のバランスを崩してますね。わざとそのまま残した。聴いてて気持ち悪くなったあなたは正常です。おれもキモイはこの曲。でもほんとはいまでもこのひとのこと好きなんですけどね。
12. 蜘蛛行き
なんも考えんでできたね。
13. andess
なんとなくアンデスって感じやろ。そやろが!






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